Q:乳歯がまだ抜けていないのに、永久歯(大人の歯)が生えてきた A:乳歯のグラつきはありますか?少しでもグラつきはじめているようでしたら、生えてきている大人の歯の邪魔する力はないので、そのまま自然に生え変わる様子・成長を観察してみてください。どうしても揺れてくると食事の時等、かむと痛みを伴いますが、それも自然な事なので、食事内容やかむ場所を工夫してやり過ごすことも成長過程です。生え変わりは、1本ではないので、経験していくとお子さん自身が学んで工夫できるようになりますよ。 ただ、乳歯のグラつきがない場合や、歯茎の炎症・腫れがある場合、グラついてても心配な場 合は、ご連絡ください。 Q:変な場所から、永久歯(大人の歯)が生えてきた A:どのくらい、歯はみえますか?大人の歯は、今までの乳歯の大きさとは違います。大人の歯なので、大きいです。まだ1〜3o程度でしたら、様子をみていただいて大丈夫です。奥歯、前歯と歯の形は違います。見えている場所によっても、どの場所に生えて位置が決まるかわかりません。どちらにしても、生えている途中では、矯正もできない状態なので、痛み等の症状が無ければ成長を見守ってください。まれに、生えている途中に痛みを伴う場合がありますが、食事もとれていて腫れ等無ければ様子を観察してみてください。悪化するようでしたら、ご連絡下さい。 |
朝起きた時・お仕事中・力仕事・考え事・パソコン作業中・・・等 歯が痛くなる、顎が痛くなる、歯が疲れた感じがある、頬が張ってきている、歯が浮いた感じがする、しみる、歯茎が違和感・・・ 歯や歯茎の疲れは、蓄積されます。昔は、こんなこと無かったのに・・ もし、最近頻繁に感じてきたら、一度受診してみてください いつも同じところが欠ける、治してもまた欠ける… 繰り返しますと、蓄積されて、歯にヒビが入って割れてくることも多々あります。 欠けた所から虫歯になり、欠けたり削る処置をしますと、歯がまた欠けやすくなります。 もちろん、食べ物も同じです。かたい食べ物が好きな方は、歯や歯茎への負担は大きいです。 ご自身が思っているより、 歯ぎしり・くいしばり・かみしめは、歯や歯茎を弱めていきます。
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歯のお掃除をした時や歯を削った時、かぶせ物の型取りをするときに出血をする場合があります。 *歯のお掃除→プラーク(歯垢:細菌のかたまり)は、歯の表面や歯と歯茎の境目、歯と歯の間に付着している”ねばねば”した状態の汚れを言います。プラークの段階でしたら毎日の歯磨きで落とすことはできます。歯石(歯垢が何日も経過して石のように硬くなった汚れ)は、石灰化した汚れの為、歯磨きでは取れません。歯医者にいって取ってもらうしかありません。その時に、歯石を取る処置の時に出血を伴うことがあります。特に汚れは歯と歯茎の間に入り込み(歯周ポケット)その汚れが歯周病の原因になる為、しっかり汚れを取る為に出血を伴うことがあります。 *虫歯治療時の出血→歯茎からかなり離れた部分の歯を削るだけでも出血してしまうことがあります。原因は、勢い良く吹き付けるエアーと水、それに歯を削る際に出る削りカスです。 削られた歯はミクロンサイズの粒子となって勢い良く吹き飛ばされ、さらに吹き付ける水とエアーに混じって少し離れた歯茎にぶつかります。それも出血の原因となるのです。 そして、虫歯が大きい時のかぶせ物の型を取る為に歯茎にわずかに入り込むようにかぶせ物をしたいので、出血を伴います。 メリットとして、見た目に違和感が感じにくくなることが挙げられます。またプラークで汚れやすい、被せ物と歯のつなぎ目を、歯肉の内部に見えなくすることで、被せた後に被せものとの境目を虫歯から守る役割もあります。
削るときには、確かに多少の出血となりますが、被せた後には、メリットが得られるわけです。*歯の汚れをためない事、虫歯をつくらない事で出血は防げるということになります。 |